結婚できない男に当てはまる特徴5つ挙げてみた
中学時代からの同級生で今も親しくしている男友達がいる。
彼は20代前半で起業し、30代中盤ぐらいのころには年収ピラミッドで「富裕層」に位置するぐらい稼ぐほどになった。
しかし彼の悩みはズバリ、「結婚できない・・・」
色々と婚活サイトに登録して活動してはいるものの、何度も何度も失敗を繰り返し、そのうち
「商売で失敗するのと、婚活で失敗するのとではダメージが同じ」
という境地にたどり着いたらしい。
それは大変だ!ということで相談に乗ることにしたが、話を聞いているうちに「ん?」と思うようなフシが多くなってきた。
その友人に限らず、何人かで中学時代の同級生たちと集まって飲み会をしたときも、みんな大手企業のエリートや公務員といった、ステータスはそこそこある男たちばかりだが、30中盤を過ぎてもなお全員結婚していない。
これは一体なぜなのか?
そう思った私は、結婚していない同級生たちに色々と話を聞いて、分かってきたことがある。
今回はそんな結婚できない男たちの特徴を挙げていきたいと思う。
①女性を年齢で判断する傾向がある。
共通していたのは相手に対して変な理想がある部分で、結婚できない友人曰く
「女の価値は年齢だと本気で思っていた」
「ん?!」
以前、私が30代前半の女友達から、「誰か男の人を紹介してほしい」と頼まれたときに、
その友人にこういう女性がいるけど会ってみないかと話したところ、
「ごめん、俺結婚を考えてるから相手は20代中盤までじゃないとだめなんだよね。」と言われ断られたことがあった。
そもそも20代でまだ結婚のイメージもつかない女性も多いし、むしろ30代中盤を過ぎたオッサンと結婚しようと思う女性のほうが希少であろう。
他の友人にいたっては、婚活サイトで活動をしている様子を真面目に話してくれるのはいいんだが、「33歳さん」とか「35歳さん」など、相手のことを年齢で呼ぶという失礼極まりない奴もいた。
挙句の果てには、
「30代中盤にもなって結婚できない女は、何かしら問題があるはずだよね」
それ、お前のことやろ!! と、喉まで出かかったがグッと我慢したが、なぜかは分からないがみんな自分のことは棚に上げるのである。
そんな思考を持っていると、まずもって結婚は無理なので、宇宙の歴史からすれば1歳とか10歳とか、あってないような差だと思って女性を見ていくべきだ。
②なぜか上から目線である。
男は本能的に「下に見られたくない」というプライドを持っているせいなのか、やたらと上から目線の人がいる。
たとえば「料理ができない女はダメなんだよね~」とか「俺のこういう考えを理解してくれる人じゃないとダメなんだよね~」などなど、まるで商品を選ぶかのような思考を持っている。
だが相手は意思を持った人間である以上、こちらの要望に全てマッチしているはずがないし、女性側もそんなこと言ってくる奴に対して要望に応えようなんて思う人はいないだろう。
むしろ考え方の違う相手から学ぶぐらいの謙虚さが必要である。
③女性の前で自慢話をする
これも結構多いパターンで、男側としては「アピール」のつもりだが、女性からすればただの「めんどくさいし、つまらない話」である。
本人はデキる男だということを伝えるつもりかもしれないが、女性からすれば「そ、そうなんだ」で終わりだ。
これはむしろ男である私であっても、「ふーん、すごいっすね」ぐらいしか反応のしようがない。
実は私も若かりしころにこの傾向があり、なんとか自分をアピールしようとし、それが自慢話になってしまっていて、デートした女性に指摘されてからどのように会話すべきかを考えた。
その結果、本人は自慢をしている自覚がない場合も多いので、「相手から聞かれたら答える」程度にして、こちら側からの質問を多めにするような会話が無難である。
④見た目が汚い、清潔感がない
私の経験上、ハッキリ言って「女性側も男を見た目で選びやすい傾向」がある。
結婚できない友人たちを見ると、とにかくパッと見の清潔感がない。
色あせて首回りがピローンとしたTシャツ、一切手入れをしていない髪形、叩けば黄色い空気が漂ってきそうなズボン、想像しただけで臭いがきつそうな靴やサンダル、剃り残しだらけのヒゲetc。
汚いポイントを挙げればキリがないほどだが、逆にいえばそれだけ伸びしろがある。
イケメンのほうが有利だけど、イケメンじゃないからダメというわけでもなく、要は清潔感のある見た目にしていくと自然とイケメンに近づいていくのだ。
⑤独身ということに対して優越感を持っている
これはメディアによる影響なのかは分からないが、「おひとりさま」と呼ばれ若干もてはやされている風潮があるが、個人的にはあまりよろしくないと思う。
友人たちも、婚活はしているものの「独身=自由=カッコイイ」みたいな考えが頭のどこかに残っていて、それが本気の婚活を邪魔しているように思えた。
妻子がいて飲み歩く日時が制限されている人を見て、大変そうに思っているようだった。
だがしかし、私としては実際に結婚して子供の面倒を見ていると、もっと妻子とともに過ごす時間が欲しいと思うようになり、飲み歩くことにたいして価値観が見いだせなくなった。
環境が変われば人も変わるし、結婚すればそれはそれで新しい世界を体験することになり、幸福を感じられる。
「独身=かっこいい」 みたいな風潮に流されずに、是非真剣に婚活をすべきなのだ。
結婚できない男まとめ
全体的に考えると、結婚できない男は女性をまったく別の生物か、またはモノであるような視点を持っているように感じられた。
お付き合いをして、そこから結婚していくとなると完全に「対等のパートナー」の関係になるわけだから、変な視点は持たずに「対等関係にある人間」として接しなければならない。
対等関係にある人間と接するわけだから、身なりはちゃんとした上で、自然体で接することが私の経験上一番うまくいく方法だ。
いきなり身なりをちゃんとして自然体接することが実行できるかというと、なかなか難しいとは思うので、常に頭のどこかに意識しながら、少しずつ少しずつ変えていくと必ず結婚できそうな雰囲気は近づいてくるはずだ。
マスオな生活を1年続けて、個人的に感じたメリット・デメリット6つ
子供が生まれるタイミングで、嫁さんの実家に移り住む決断をして、引っ越してから約1年が経った。
もともとは自分を「男の中の男」だと勝手に思い込んでいたため、
「マスオなんてできるか!」
という気持ちはあったものの、嫁さんが
「精神的に余裕のある実家で子育てをしたい」
とのことだったので、尊重することにした。
世間一般的には
”マスオ=情けない”
みたいなイメージがあるが、出産予定日も近づいてきて、
そんな余裕もなかったため、即座に嫁さんの実家へ引っ越しをした。
振り返ってみて、マスオな生活で自分なりに感じたメリットやデメリットを伝えていこうと思う。
いままさに、あなたが同じ境遇で、マスオになるかどうかの選択を迫られている場合に少しでも参考になれば幸いである。
マスオのメリット
世間一般的に、なんとなく情けなさそうなイメージのあるマスオだが、実際にやってみるとメリットもそこそこある。
ただし、今回のメリットはあくまでも「出産・育児」というイベントが理由であるから、「嫁さんの両親の介護が必要だ!」とか、「嫁さんの両親が金銭的に生活が厳しい!」といった理由はあてはまらないので要注意していただきたい。
①経済的に余裕が生まれる
なんといってもマスオ最大のメリットの一つ、それが「金銭的に余裕が生まれる」ことである。
光熱費や食費はもちろん支払うものの、生活費のなかでもかなりのウエイトを占める家賃が劇的に減った。
もともと嫁さんのご両親は、嫁さんの祖父が残した戸建てに住んでおり、祖父の代で家のローンなどは完済していたので、とくに毎月家のためになにかを支払っているわけではなかったので、その分私が何か家に関して負担するということもなかった。
二人で生活していたときは、駅近の1LDKマンションに住んでいたため、その分家賃も高くて結構な負担だった。
家賃がかからないというのは、ものすごく助かっている。
②育児の負担が減る
これは、自分の実家でも実感できるであろうことだが、「育児の負担が減る」というのもマスオ最大のメリットの一つである。
私のパパ友や子供のいる女友達をみていると、とにかく2人だけで育児をしていくというのは物凄く大変である。
日常的な家事に加えて育児をすることは本当に大変なうえに、嫁さんや旦那、子供が病気したときはなおさら大変である。
それが、相手のご両親がいるおかげで助かりまくっている。
私はフルタイムで日中働いていて、自宅にいられる時間が限られているため、もし夫婦と子供の3人だけで生活していたら、嫁さんに家事と育児の全負担がかかってストレスが溜まって喧嘩が絶えない日々になっていたと思う。
わずかな時間でも、嫁さんのご両親が子供の面倒を見てくれているだけでも物凄く助かっている。感謝しかない。
マスオのデメリット
メリットがあれば、当然マスオにもデメリットがある。
世間一般的なイメージが引き起こすデメリットもあれば、最初から想定できたようなデメリットも存在する。
それは下記のとおりである。
①ご近所から情けない人のイメージで見られる
まだ世の中では「マスオ=なんとなく情けなさそう 」といったイメージがあるため、そんな風に見られてしまうのは仕方がないことだ。
嫁さんの母親がご近所飲み会に参加したときに、「うちに娘と旦那さんが住んでいる」という話をしたときに、
「え!なんだそれwwww。オレなら絶対ムリwwwww」
と、実家暮らしのオッサンに言われちまったよ。
その後、発言した実家暮らしのオッサンは、その嫁さんも同席していたらしくて、その発言を聞いた後
「ムリwwwwって、あんたの実家に引っ越してきた私は一体なんなのよ!」
とキレて喧嘩になったらしい。
だがよくよく考えれば、他人にどう思われていようがどうでもいいことである。
それは、家族のほうが大事だから、家族のためを優先することがベストだからだ。
②自宅で過ごしている間も気を遣う
これもマスオ生活において結構なデメリットかもしれない。
嫁さんと二人で生活していたときは、自宅は自分の空間を感じられたのに対し、やはり自分で借りたり、所有者ではない家に住むのはなんとなく居心地がよろしくない。
たとえば、仕事などの飲み会で遅くなった時に相手のご両親が寝ている時間に帰宅することもちょくちょくある。
そんなときになるべく物音を立てないようにドアを閉めなければならない。
また、風呂場も共有のため、給湯器のスイッチを入れたときの
「ピンピロリ~ン」
みたいな音ですら、睡眠の妨害にならないかとヒヤヒヤしてしまう。
だがよく考えれば、それもお互いにある程度慣れてしまえばなんてことはないのだ。
③嫁さんのご両親が夫婦喧嘩を始めると気まずい
これは気まずい。非常に気まずい。
しかも、みんなで集まってお茶などをしているときに
「ひろさんがいるんだから、ちゃんとこうしてあげなさいよ」
というように、自分が夫婦喧嘩のキッカケになったときはとてつもなく気まずい。
そんなときは
「いえいえ、おかまいなく!ほんとにおかまいなく!ほんと、空気だと思ってください!」
と言っているが、それでもなんとなく後味が悪いものである。
④通勤が遠くなった
二人で生活していたときは身軽だったため、職場からチャリで10分とかの場所に家を借りて住んでいたが、マスオになるとなればそうもいかない。
現在は通勤時間が1時間40分と、2人生活をしてたときに比べて実に1時間30分増である。
人生のうち無駄にしている時間が増えたような気分である。
だが、通勤時間が長いということは、その間に読書でもして知識を身に付けられる時間が増えたということで、なにごとも考えようでなんとかなるのである。
マスオな生活まとめ
マスオになってみると、デメリットを挙げればキリがないが、少ないメリットでもそれが巨大なメリットであれば、マスオになる価値は非常に高い。
私の場合は上記に挙げたメリットが非常に大きかったため、デメリットに関してはそれほど苦痛には感じていない。
いろいろとマスオさんの意見を探してみると、ネガティブなものも多くて一瞬ひるみますが、個人的には何を始めてもメリットやデメリットは必ずあると思うので、まずはやってみて合わなかったら別の方法を探っていくのが良いのではないだろうか。